こんにちは!
代表の佐藤です。
先日、ジャック・ウェルチの「わが経営」という本を読みましたので、
ご紹介します。
ジャック・ウェルチさんはゼネラル・エレクトリックというアメリカの
企業で社長、そして会長を務められた方です。
ゼネラル・エレクトリックは通称GEと言われ、あのエジソンが創った
会社だそうです。
世界最大の電機メーカーとして有名ですが、電機事業意外にも飛行機の
エンジンや石油・ガスといった資源、その他にも金融事業といった風に
様々な領域のビジネスを手掛けていて、コングロマリット企業としても
有名です。
日本でこうやって多岐にわたるビジネスを手掛けている企業といったら、
やっぱり日立や東芝、パナソニック、トヨタといったところになるのかな?
GEは世界各国に進出していて社員数もかなり多く、グローバルな
世界企業です。
それ程の大企業の社長、会長を務められたジャック・ウェルチさん、
当時は優れた経営者ということで名を馳せていました。
ということで、今回はこちらの「わが経営」という本を読んでみたくて
手に取ったわけですが、内容的にはハウツー本ではなく、自伝的な内容の
本でした。
ジャック・ウェルチさんの幼少時代から始まり、社長に登りつめ、その後の
後継者選びのお話と多岐に亘る内容でした。
母はとても厳しい方で「楽な近道なんてない」といつもたしなめられて
育てられたため、常に意識を高めて常に努力していたみたいです。
そうして一生懸命頑張ってやり遂げた時には、母からいつもめいいっぱい
褒められたのが嬉しく、母からもらった最高の贈り物は「自信」だった
ようです。
ほんと厳しさも躾も愛情も大切なことなんだなと思います。
このような環境で育ち、リーダー精神も鍛えられて、その後は世界でも
名だたる大企業の経営者として大活躍、常に「自信」を持ち続けた結果
なのかなと思いました。
社長職を次の方へバトンを渡すときのエピソードもあるのですが、後継者
選びはかなり苦労されたようです。
何十万人といる社員の中から選び出して、その何十万人の社員の未来、
そして会社を託すわけですから、そりゃ簡単にいかないですよね。
候補者もかなり優秀な方で誰が社長になってもおかしくないでしょうから、
ほんと難しい問題ですよね。
表向きは華やかな世界ほど裏側は色々と大変なんだろうなと感じました。
読んでみて今後の自分のビジネス人生について、考えさせられた本でした。
「楽な近道なんてない!」
よし!自分も頑張ろう!!
今回も最後までご精読ありがとうございました!